6月2日の総務委員会で、新型コロナウイルス感染症関連の質問を行いました。
自治体病院の縮小路線の見直しを
感染症病床の6割を占めるなど、自治体病院の役割の大きさが再認識されていることを紹介し、自治体病院の縮小の方向で推し進められようとしている地域医療構想の見直しと、自治体病院を運営する自治体への支援強化を求めました。
これに対して、高市大臣から、公立病院の重要性をしっかりと発信していき、特別交付税措置の拡充などで総務省もしっかりと支援していくことを約束する答弁がありました。
地域医療を守るために、引き続き必要な支援を求めてまいります。
避難所の備蓄・運営の改善を求める
台風などの豪雨災害の時期が迫っており、被災時に自治体が開設する避難所における新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されます。
避難所の運営や備蓄について、新型コロナウィルス対策の関連で、内閣府や消防庁から様々な通知が五月雨式に発出されていて、危機管理上も問題である点を指摘しました。
その上で、取組指針やガイドラインを改定して、情報の一本化を図るように問題提起しました。
また、調達から費用負担まで国が行うプッシュ型支援を当てにして、自治体が必要な備品を過小評価するという本末転倒にならないように、国、都道府県、市町村の役割分担の明確化を求めました。
春の叙勲等の拝謁、伝達式の「実施」を
春の叙勲や褒章、危険業務従事者叙勲について、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で天皇陛下への拝謁や各府省大臣からの伝達式などが中止になりました。
受章の喜びの一方で、拝謁や伝達式が中止になって残念に思う複雑な心境の受章者の声を紹介した上で、コロナが落ち着いた時期への延期などの代替措置の検討を訴えました。
質疑の様子は下記の「参議院インターネット審議中継」のページで、録画をご覧いただくことができますので、是非ご覧ください。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/…