菅政権、野党新党誕生、早急な国会論戦を

 9月16日に第202回臨時国会が召集されました。
 6月17日に通常国会が閉会し、既に3ヶ月。ようやくの開会となり、山積する課題に対応するためにも、所信表明演説をはじめ、予算委員会の開催など、本格的な審議を行う国会とするよう、野党が求めましたが、結局会期はたったの3日間のみ。辞任した安倍総理の後継の首班指名のみで、残念ながら論戦なしで終わりました。
 新たに菅総理が誕生し、新内閣が発足しましたが、総理ご本人が「安倍内閣を継承する」と当初から訴えられていた通り、閣僚の過半数は同じ顔ぶれであり、目新しさに欠ける組閣に終わりました。
 これまでの官邸主導型、お友達優遇の政治から、地域の声や少数意見が反映される政治へと、しっかりと舵を切り直して頂くことを切に願います。
 この間、野党においても、立憲民主党と国民民主党の合流・再編が行われ、9月15日、新たに、「立憲民主党」と「国民民主党」が誕生しました。
 新型コロナを経験した今、まさに新たな社会像の提示が求められている中で、与野党ともに新たな体制の下で、政策を競っていくことになります。
 このような政治的な岐路に立つ中、私は、国民民主党への参加(経緯については次ページをご覧ください)に伴い、党の政務調査会長を拝命し、同時に、農林水産調査会長となりました。
 衆参合わせて15人で発足した小さな新党ですが、ある人に「無駄のない筋肉質な政党」と言われた通り、実力派揃いの風通しのいい政党だと自負しています。この中で政策立案の責任者として、党の政策の取りまとめ、発信の役割をしっかりと担い、国民のための政策を実現していきます。
 衆議院の解散総選挙が囁かれていますが、山形県では、これまで、「5者会議」において、衆議院の候補者擁立への協力関係を構築してきました。
 立憲・国民が新党として、それぞれ再スタートを切ったわけですが、①5者会議の枠組みは引き続き維持すること、②候補者の擁立決定はこの5者会議が行うことを改めて確認しました。早急に候補者決定を行い、臨戦態勢を構築していきます。
 芳賀道也参議院議員も同一会派で行動をともにしますので、引き続きよろしくお願いします。

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