11月1日 大臣所信質疑
合理性と経済性、環境への配慮を同時に満たせる「低コスト耐候性木造農業用ハウス」をもっと後押しすべきと提案。野村大臣からも大いに賛同頂き、積極的な推進を約束して頂きました。
「前例がない」と、あたかも国の補助事業対象外のような印象で、山形県をはじめ、各地で消極的な取り組みになっていたようですが、補助対象であることが明確になりましたので、国には積極的なPRと更なる技術開発を、自治体には農業者に寄り添ったきめ細かい対応をお願いします!
11月8日 一般質疑
施設園芸等燃油価格高騰対策の対象外になっているキノコ類の生産者への支援を要請したところ、野村大臣から実態に即した支援を約束する答弁を得ました。
→総合経済対策で生産資材高騰対策(省エネルギー化施設等整備、生産資材導入を支援)を措置
また、水田活用直接支払交付金の見直しで、5年間に一度も水張りをしない農地を交付金対象外とする理由を質しつつ、山形県では雪解けによる湛水状態がプラスに働き、連作障害による収量や品質の低下を抑えている可能性を指摘し、効果検証と施策への反映を要請しました。
11月10日 競馬法質疑
改正案で、地方競馬全国協会の畜産振興勘定から競馬活性化勘定への繰り入れ措置の恒久化が盛り込まれている点について、過去の政府答弁も紹介しながら、本来は時限的かつ必要最小限にとどめるべき措置であることを指摘し、政府からの随時の状況報告と制度存続の必要性の不断の検証を求め、附帯決議にもその旨を盛り込みました。
また、インターネット投票が増え、競馬場で実際に馬を見るという畜産振興の側面が見えにくくなっている点を指摘し、畜産振興への理解増進に向けた対策を要請しました。
12月9日 畜産物価格質疑
ちょうど前日の12月8日、山形県では史上初めて、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が見つかったのを受けて、蔓延の原因把握やリスク回避に向けた対策の徹底を要望しました。
また、国の方針に従って大規模化した畜産農家ほど、経営が苦しく借金を抱えているという矛盾が噴出する今、改めて規模拡大の是非、適正規模、適正飼養形態につき検証を行うべきと提案。野村大臣からも規模拡大が必ずしも良いわけではないとの認識が示され、この点も決議に反映。今後検証を求めてまいります。
質疑の様子は下記の「参議院インターネット審議中継」のページで、録画をご覧いただくことができますので、是非ご覧ください。
11月1日大臣所信質疑 http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/…
11月8日一般質疑 http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/…
11月10日競馬法質疑 http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/…
12月9日畜産物価格質疑 http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/…